伝統的な木造軸組構法の構造計算についての講習です。
1時から3時まで100人弱ほどの受講生が興味深く聞いていました。
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受講終了後講師の先生に詰め寄り質問をする方
今回の建築士会の世話人「久保孝さん」にとてもいい講習を
ありがとうございました。と挨拶をする方数名
いつもは講習が終われば足早に解散するのとは違っていました。
というのは大阪から樫原健一先生が講師に来てもらえるのも初めてだし
限界耐力計算の講義は愛媛県初だから今までの講習内容とはぜんぜん違います。
 
講習案内の内容ですが案内用紙の内容をそのまま書きます。


木造軸組構法はわが国の気候風土に適応した構法として従来から広く普及し
、現在も多くの木造住宅等が残り、町並みや田園風景の中で景観形成の重要な
一翼を担っています。
さて、伝統的な木造軸組構法の古民家、社寺等は建築構造計算の主流である
強度型計算法の壁量計算を適用するのが必ずしも適切ではありません。
この度、伝統的な木造軸組構法で木造設計を数多く手懸けられている、
樫原健一先生を迎え、「伝統的な木造軸組構法を取り巻く状況と、誰にでも
わかりやすい限界耐力計算の実践を講演していただくことになりました。
是非とも、皆様に参加していただきたくご案内申し上げます。


今まで土壁や木組みで建てた建築物は適切な仕事さえしていれば
地震に強いか弱いかなどと検証しなくても大丈夫だったのです。
そのために手付かずでいました。
文化財の修復、古民家の保全など今の計算方法では対応できなくなってきたため
構造専門家が集まり今となっているわけです。
今までの計算では大断面の木材や土壁、伝統的な仕口、貫など
計算の考慮には入っていませんでした。
それが今回は違います。
簡単にいうと大きな木材やいい仕事をした建物は評価が高いということです。
この計算方法が普及すれば今の木造文化が見違えてよいものになると確信しています。
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4年ほど前から大阪に何度か講習を受けに行き
今回発起人の久保さん、松山工業建築課教諭の西岡先生とも講習に参加し

樫原健一先生に出会い愛媛での講習に結びつきました。
全国6割ぐらいの都府県に講習に行っていますが
愛媛は始めての講義なので私が行きます。
今後の技術講習が開かれるようでしたら
メンバーがいますのでその方たちに来てもらいますと言って貰えました。

講習が終わり飛行機で帰るまでの数時間に樫原先生に
以前樫原先生の紹介で大崎設計さんに
愛媛県初の限界耐力計算をしていただいたT邸
そこの近所の現在で建設中の住宅を見ていただきました。
すばらしい住宅を手懸けていますね。とのうれしい言葉をいただきました。
「余談ですがこの地区でT邸を見てからの注文が2件ありました光栄なことです」
その大崎設計さんに計算していただいたT邸は日本構造技術者協会テキスト
今後全国で設計指針として使用するテキストに設計事例として記され
見本となります。
今度3月5日に大阪での耐震性能評価、耐震補強マニュアル講習会で
事例の紹介をされるそうです。

今回をきっかけにますます仕事に励み腕を磨きたいと思った今日この頃です。